呪われし夢占い師 メジナン・クレイグ


  運命 呪い、行きかえった死者
縁故 呪い3、両親5、形見の短剣3、夢歩き3
年齢 27才
<能力値>
体格06/02筋力06/02
反応06/02知性12/04
意志15/05社交12/04
生命力 12精神力 27
行動値 8縁故 17
<防具>
なし
<技能>
夢歩き8、交易語2、上代語1
地域知識1、生物知識(人間1動物5)
<所有物>
銀貨500枚、短剣、護符2
<魔法>
護符:通火3 呪文 幻視界の扉の召還5 閃光2
護符:原蛇1 呪文 深淵閉鎖 強度/5
<戦闘・武器技能>      
技能名 技+修= 判定値 効果防御硬度
回避1+0=
短剣1+3=12


<解説>
 このキャラクターは呪いにかかっています。その呪いは「人の役に立つ人物にならねばならない」という呪いです。この呪いは彼の両親によって彼にかけられました。
 彼は生まれつき、歩くこともしゃべることも出来ませんでした。自らの体を動かすことが一切出来なかったのです。15才の時まで彼に出来るのは、見ること、聞くこと、考えることの3つだけでした。その反動でしょうか?彼には生まれつき高い幻視の力がありました。彼は体が動けない代わりに、人々の夢を訪れながら成長してきたのです。
 彼の両親は黒剣の魔道師でした。彼の両親は魔道の力を持って彼の命が死の翼にさらわれるのを防いで来ました。彼の両親は体中をチューブ(体内に生命力を送るための魔法の道具です)で覆われた息子の事を見るたびに悲しみに暮れました。ある時彼らは決意しました、自分たちの命を代償に息子の命をよみがえらすことを。

 それまで、彼は自由でした。今彼には自由はありません。彼らが命をかけて、自分を救ってくれた以上、立派で人々に尊敬されてきた彼ら以上の生き方を彼はせねばならないのです。このキャラクターは自己犠牲ということの偽善と欺瞞を身にしみて知っていますが、それでもかけられた思いの呪縛はとけないのです。

 このキャラクターは、他のキャラクターに助言を行うのが仕事です。あなた自身の物語がこのシナリオで語られることはありません。あなたは夢歩きと過去の人生経験を自由に活かして他のキャラクターの助けとなってください。