友殺しの庸兵 アーク・ローランド

テンプレート:弓兵
年齢:24才(推定寿命:50才)
出身階級:農民
解説:彼は北原の小さな国に仕える優秀な弓兵でした。 アークには、ベルファという昔からの友人がいましたが、3年前、その友人を国の命令により射抜いてしまいます。ベルファが実は敵国のスパイであったためです。
 事件が終わってからは国に対する忠誠と、友を射抜いた罪悪感の中で苦しんでいます。
●能力値
体格  06/03
筋力  12/03
反応  12/03
知性  09/03
意志  06/02
社交  09/03
生命力 18    精神力 15
行動値 15/13 縁故  12
●防具
戦闘甲 吸収値2 ペナルティー0
部位:胴体
●技能 
夢歩き1 言語知識(交易語1) 社交知識(軍人2)
生物知識(動物1、人間1) 乗馬3、地域知識1 建築1
●装備:短剣、片手半剣、大弓、馬と蔵
●所持金:銀貨100枚
●縁故:愛用の弓(3) ベルファ(5) 弓(技能)(1) 故国(3)
●運命:[17]忠誠 [87]罪悪感

●武器/戦闘技能
技能名技+修=判定効果防御硬度
回避3+0=3
忍び足3+0=3
格闘1+0=10打
短剣1+0=110
長剣4+3=720
大弓6+3=94/5準備2







アークの夢歩き



黄の通火

見よ。
光と闇の双方があって、初めて意味があるのだ。


「今年は兄の命日に来ていただけるのでしょうか?」

また、あの手紙が来た 差出人はクレア、俺が射抜いてしまった友人「ベルファ」の妹だ ・・・もうあれから三年も経った
故国からの指令 「ベルファがスパイなら、殺せ」

もちろん俺の親友がそんな馬鹿なことしをているとはとうてい思えなかった
だが 、目の前で起こったことはその思いをたたき壊すのに十分だった
「ベルファ!なぜだ、なぜ、あいつらなんかと!」

気がつくとベルファは俺を見つめていた
あいつは口から血を流しながら、微笑んでいた
全てを理解したような、まるで俺に「気にするな」とでもいうかのような笑み
「しかたなかったんだ」そんな風に言っているようにも見えるその笑み
その微笑みを見たその瞬間俺の中で何かが弾けた
「ベル、ベルファ・・・?」

もう一度手紙を読み返す
やつの妹からの手紙には、俺を責めるような文面は何もない、いつものように
そのことがかえって、俺の胸には重く痛く響く

黄の通火

見よ。
光と闇の双方があって、初めて意味があるのだ。