聖女 ノーマ・ライナー

テンプレート:貴婦人
年齢:32才(推定寿命:50才)
出身階級:貴族
解説:領民から聖女と慕われる領主婦人。4年前、彼女は我が子カルスを邪教の信徒の手によって殺害された。夫である領主の弾圧に弾圧してのものであった。
 ほどなく、その教団は夫の手により滅ぼされ,彼女は我が子を殺害した暗殺者を目の前に据えることになる。その暗殺者は幼少のころより教団の外を知らずに育てられた小さな子供であった。
 周囲の予想に反し,彼女はその暗殺者を養子として引き取ることにした。対外的には「罪はこの子にあるのではありません,この子をこんな風に育てたもの立ちにあるのです」と彼女は言った。それ以来彼女は聖女という名で呼ばれるようになった。
 彼女の真意はこうである。「この世の楽しみを知らぬものに死を与えても,それは罰にはならない」。彼女はそう考えているのである。家族の情を知らずに育ったものにそれを与え,それ無しに入られなくなったときにそれを奪う,それが彼女の考えなのである。
 少しずつ心を開いてきた養子に対し,彼女は心待ちにしている。自らが暗殺者の手にかかったかのように見せかけ,死ぬ日のことを。その時彼は,自分の犯した罪に気がつくだろう,それが彼女の復讐なのである。
ノーマ●能力値
体格  06/02
筋力  09/03
反応  10/02
知性  12/04
意志  09/03
社交  12/04
生命力 15    精神力 21
行動値 13/11 縁故  17
●防具
なし
●技能 夢歩き1 言語(交易語)1 魔法知識1 地域知識2 生物知識(人間1) 乗馬1 
●武器/戦闘技能
技能名技+修=判定効果防御硬度
回避1+0=1
格闘1+0=10打
短剣1+0=110

●所持金:銀貨100枚
●装備:夫、侍女
●縁故:子(カルス)(5)、夫(3)養子(リェン)(5)
●運命:[53]王者の相、[80]死者の呪縛




ノーマの夢歩き



黄の原蛇
希望?夢?
それはいったいなにを意味するというのだ?


この気持ちはなんなのであろうか?

始めは許せなかった、
カルスが、こんなものに殺されたということが。


復讐がしたかった、
無念に死んだあの子のために。

そのためには、殺すに値する者にする必要があった、
カルスの死と等価と言えるほどの。

今はわからない。
初めて人らしい暮らしを送り、
人と接し、話し、笑い、生きる中、
リェンは少しずつ、人間になっていった。
今は、昔の自分を悔いていることをすら、私は知っている。

でも、だからこそ、
ワタシハ、死ナナケレバナラナイ。
悲シミヲシルコトデ、ヤットアナタハ人間ニナレルノダカラ。

この気持ちは憎しみなのだろうか?

それとも愛なのであろうか?

わたしには、わからない。

黄の原蛇
希望?夢?
それはいったいなにを意味するというのだ?